初期化のあとに入れるソフト
一覧が長いほど良い記事ではありません。無いとすぐ困るものから書き、習慣で入れていたものは、なぜもう入れなくてよいのかを書きました。
最終更新
目次
7本でだいたい足りる
初期化の直後に要るものは、思っているより少ないです。次の7つが無いとすぐ困る場所で、残りは使う段になってから入れても遅くありません。そうすれば、開きもしないソフトがスタートアップに積み上がりません。
- ブラウザー — Google Chrome
- これを先に入れないと残りが取得できません。Windows に入っている Edge で Chrome を取得し、ブックマークと拡張機能、パスワードはサインインすれば戻ります。
- 圧縮・解凍 — CubeICE
- Windows は zip しか開けません。CubeICE は 7z・rar・tar まで扱えて、右クリックの項目も日本語で並びます。無料で、法人利用も認められています。
- PDF — Acrobat Reader
- 読むだけなら Chrome でも開きます。入力欄や署名のある書式は専用のビューアーでないと正しく表示されず、役所や取引先の書類はたいていこちらです。
- 動画 — VLC
- コーデックを別に入れなくても、ほぼどんなファイルでも再生できます。後述のとおり、コーデックパックがもう要らない理由がこれです。
- 画像・電子書籍 — Honeyview
- Windows 標準の写真アプリはフォルダー内の送りが遅く、zip のまま開くこともできません。漫画やスキャンをよく見るなら差が大きく出ます。
- メッセンジャー — LINE
- PC 版があると、長い文章を打つのも、スマホとの間でファイルを移すのも一気に楽になります。初期化のあとで真っ先に戻したくなる1本です。
- 日本語入力 — Google 日本語入力
- 標準の Microsoft IME でも打てますが、変換の精度と語彙がはっきり違います。毎日触るところなので、後回しにするほど不便が続きます。
選ぶ手間を省くなら
この7本がそのまま「基本のPC」テンプレートに入っています。開いて足し引きするだけで済みます。
かつては必須でも、今は要らないもの
初期化のたびに習慣で入れていたものです。今の Windows では要らなくなったか、むしろ無いほうが良いものに変わりました。
- コーデックパック
- 15年前には確かに要りました。今の再生ソフトはコーデックを内蔵しており、別に入れると他のソフトとぶつかって、音が出ない・映像が崩れるといったことがかえって増えます。
- 別のウイルス対策ソフト
- Windows には Microsoft Defender が最初から有効で、第三者機関の試験でも有料製品と大きく変わりません。別のものを入れると Defender は退き、広告や抱き合わせが付く製品も少なくありません。
- Java (JRE)
- かつては多くのサイトが要求しました。今はほとんど必要とされず、必要なもの (Minecraft や一部の業務システム) は自前で持っています。求められてから入れれば十分です。
- 最適化ツール
- レジストリ掃除やメモリ最適化をうたうものです。今の Windows では測れるほどの効果がなく、消してはいけないものを消して不具合を作るほうが多いです。
使う人だけ入れるもの
当てはまるなら最初から一緒に、そうでなければ飛ばしてください。容量の大きいものは先に走らせて、その間に別のことをするのが得です。
- ゲーム — Steam や Battle.net などの土台を先に。ゲーム本体は数十ギガあり、取得だけで時間がかかります。
- 文書 — Microsoft 365 を契約していなければ LibreOffice か ONLYOFFICE。どちらも Office 形式を読み書きできます。
- 開発 — VS Code、Git、Node.js。サーバーを触るなら Tera Term、テキストならサクラエディタも。
- 音楽 — foobar2000。軽く、細かく設定でき、大きなライブラリでも重くなりません。
- リモート接続 — RustDesk。TeamViewer と AnyDesk は業務利用だと有料になります。
順番で守るべきものは1つだけ
グラフィックドライバーと Windows Update を、ソフトより先に済ませてください。後回しにすると解像度が合わない、ゲームが起動しないといったことが起き、原因探しに時間を取られます。それ以外は順番をあまり気にしなくて構いません。
初期化のあとの導入順
ドライバーからウイルス対策、ブラウザーまで、何を先にすれば詰まらないかを整理しました。
7分
会社の PC で使ってよいソフト
個人は無料でも会社で使うと有料になるソフトと、その代わりになるものを整理しました。
9分
よくある質問
初期化のあと、何本くらい入れればいいですか
上の7本でだいたい足ります。15本、20本と並ぶ記事も多いのですが、その多くは1か月に一度も開かないものです。必要になってから入れても5分で済みます。
ウイルス対策ソフトは必ず要りますか
別に入れなくて構いません。Windows セキュリティ (Microsoft Defender) が最初から有効で、通常の使い方には十分です。別のものを入れると Defender は退くので、2つ動かすことにもなりません。
ドライバーはどこで取得しますか
Windows Update がたいてい見つけてくれます。グラフィックドライバーだけはメーカー (NVIDIA・AMD・Intel) から直接取得するほうが確実です。ディスクの状態も見ておきたければ CrystalDiskInfo が使えます。
会社の PC も同じ一覧でいいですか
上の7本にライセンス上の問題はありません。ただし IrfanView・AnyDesk・TeamViewer・Recuva のように個人のみ無料のソフトが別にあり、自宅の構成をそのまま持ち込むと問題になります。会社の PC 向けは別にまとめてあります。
まとめて入れられますか
使っていたものを選べば、導入用のファイルを作ります。ファイルはこちらで預からず、開発元の公式配布先から直接取得します。
選んでまとめて取得する
上の7本から始めても、使っていたものを足しても構いません。
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